2013年6月4日火曜日

先天性風疹症候群


 風疹に免疫のない妊婦が妊娠20週ごろまでに罹患すると新生児に心臓病、難聴、目の異常が出る先天性風疹症候群(CRS)が発症する危険性がある。2012年10月から2013年4月までの半年間に10人のCRS児が報告された。このCRS児の母親が風疹に感染した2012年前半に比べ、風疹発生数は飛躍的に増加しているので、CRS児がこれから先増加する可能性は否めない。妊娠するまでにきっちり風疹に対する免疫をつけておく必要がある。風疹ワクチンが免疫をつけるための唯一の手段となる。

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